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海外の投資・経済を、いちばん分かりやすく。

調査

ヨウ素の輸出単価は2倍になった。それでも伊勢化学工業が減益になった理由

日本のよう素の輸出単価は2022年の1キロ5,010円から2026年は10,171円へ2倍になりました。ところが国内最大手の伊勢化学工業(4107)は2026年上半期に減収減益で、株価は2月の高値から半分です。財務省貿易統計を品目番号までたどり、相手国別の単価と、会社の生産量・増産計画に当てました。

2026.09.25 ・
調査

ガラスクロス不足は本当か——輸出の単価を国別に分けて見えてきたこと

AIサーバーの基板に使うガラスクロスが足りない、という話が続いています。日本の輸出を統計品目番号7019.63までたどり、行き先ごとに1キロあたりの金額を自前で計算しました。韓国・台湾・中国で起きていることは、まったく違いました。日東紡(3110)の決算と、会社自身の質疑応答にも当てています。

2026.09.24 ・
調査

三菱重工の受注残は14兆円で過去最高。それでも株価が高値から4分の1下げた理由

三菱重工(7011)の受注残高は2026年4〜6月期末で14兆1,030億円と過去最高になり、会社は8月に通期の受注見通しも引き上げました。それでも株価は3月の高値から25%下げ、年初来ではマイナスです。2021年度からの事業利益と株価、大型ガスタービンの契約残、セグメント別の受注の進捗率を、決算資料から自前で集計しました。

2026.09.24 ・
調査

軽油の利ざやが2年前の4倍に——ENEOS・出光・コスモの決算はなぜ通期予想を据え置いたのか

原油から軽油を作るときの利ざや(クラックスプレッド)が、2024年の1バレル22.6ドルから2026年9月は103.4ドルへ広がりました。日本の元売り3社の4〜6月期は通期予想に迫る利益でしたが、3社とも予想を据え置いています。見かけの利益と在庫の影響、米国の製油会社との差を、決算短信と市場データで確かめました。

2026.09.24 ・
調査

武田薬品のオーゼイフルは、なぜ米国でまだ売られていないのか——麻薬取締局の分類待ちと、承認で先に動いた株価

武田薬品工業(4502)のナルコレプシー薬オーゼイフル(オベポレクストン)は、2026年8月に米国で承認されましたが、まだ発売されていません。米国麻薬取締局(DEA)が、規制薬物としての区分を決めるのを待っているためです。区分はいつ、どれに決まりそうか。武田の株価にどう効くのか。過去の新薬12件の前例、米国の添付文書、株価の動きで確かめました。

2026.09.22 ・
調査

ルネサスのウルフスピード株は、次の決算のどこに出るのか——戻った帳簿の価値と、3か月で4割下がった株価

ルネサスエレクトロニクス(6723)は2025年、米ウルフスピードの経営破綻で巨額の損失を出しました。預け金は株と転換社債に替わり、2026年6月末には帳簿の上で損失とほぼ同じ2,345億円まで戻っています。その後の3か月で株価は4割下がりました。この持ち分はルネサスの株価と利益にどう効くのか。7〜9月期の決算でどこに出て、どこに出ないのかを、決算短信と米国の提出書類で確かめました。

2026.09.22 ・
調査

マクセルの対サムスン特許訴訟で株価は上がるのか——勝訴の評決は覆り、残るのはGalaxyの輸入差し止めの判断

マクセル(6810)がサムスンを訴えた特許の争いで、株価は上がるのか。2025年5月の賠償の評決は同じ年のうちに判事が取り消し、米国際貿易委員会で侵害が認められたのは特許5件のうち1件だけでした。株価が大きく動いてきたのは特許の節目ではなく決算の日です。米国の官報と裁判の記録、決算短信、株価で確かめました。

2026.09.22 ・
調査

インド製PFA(フッ素樹脂)に米国が関税へ——ケマーズの訴えで、インドは締め出されるのか

米国で唯一のPFAメーカーを名乗るケマーズが、インドのGFLを相手に反ダンピング関税と相殺関税を求め、米国の委員会は2026年9月18日に調査を続けると決めました。4年前、インド製のPTFE(テフロンと同じ種類の樹脂)に関税がかかったとき何が起きたのかを、米国の官報と貿易統計で確かめました。日本のダイキン工業・AGC・三井化学との接点も整理しています。

2026.09.21 ・
時事

セールスフォースのデータが、クロードから使えるようになる——下げ止まった業務ソフト株は、全戻しするのか

2026年9月15日、セールスフォースは自社のデータをクロードやスラックの中から使えるようにすると発表しました。会社のソフトはAIに置き換えられる、と言われ始めて2年。株価は2026年春から初夏に底を打ち、セールスフォースは安値から58.5%戻って、1年の高値まであと11.9%です。決算の数字と並べて、全戻しする道と止まる道を3つのシナリオで整理します。

2026.09.20 ・
調査

電波の免許は、まだ値下がりしない——グローバルスターとイリジウムが買われる裏で、FCCの案は3週間で狭まった

アマゾンはグローバルスターを約115億ドル、ロケットラボはイリジウムを企業価値約80億ドルで買うと発表しました。値段の前提は「衛星に使える電波の免許は希少だ」ということです。米FCCはそこに、免許のいらないWi-FiやBluetoothの電波で衛星とつなぐ案を出しました。ただし案は採択までの3週間で3帯域から2帯域に縮んでいます。投資家が見るべき日付とあわせて、一次資料で確かめました。

2026.09.19 ・
調査

ユナイテッドヘルスの株価はなぜ動くのか——政府が払う「単価」と、メディケアの「14%の払いすぎ」

ユナイテッドヘルスなど米国の医療保険会社は、高齢者の医療を国から請け負い、1人あたりの単価を受け取っています。その単価の発表のたびに株価は大きく動き、いま米議会では単価を下げる根拠「14%の払いすぎ」の測り方が変わろうとしています。一次資料で整理しました。

2026.09.17 ・
調査

ロイバントの肺高血圧の新薬候補——「過去最大」の数字より、2029年に問われる「6分間で歩ける距離」

米ロイバントが9月8日、肺の病気に伴う肺高血圧症の新薬候補で「過去最大」の結果を発表し、株価は1日で18.8%上がりました。ただ、大規模試験で成否を測る中心の物差しは6分間で歩ける距離です。その数字は、日本で持田製薬が売る既存薬の試験と近いものでした。答えが出るのは2029年です。

2026.09.16 ・
調査

レアアース磁石1万トンを目指す米EMAT——装置は発注済み、原料は「月12トンの目安」

韓国で磁石工場を1万トンに増やす米国の上場企業EMATは、2027年の売上を前年の見通しの50倍以上と見込みます。決算の報告書を読むと、製造装置13台は納期つきで発注済み。一方、公表されている中国以外からの原料の調達は月12トンの目安で、1万トンに要る量の5〜8%でした。

2026.09.14 ・
調査

米軍のレアアース磁石は2027年から「鉱山」まで調べられる——米国防総省の調達ルール「DFARS」とは

米軍は、兵器に使う強力な磁石を中国に頼りたくありません。そこで国防総省の調達ルール「DFARS」が、2027年1月から磁石の原料をどこで掘ったかまで調べるようになります。米国の磁石輸入はいまも72.7%が中国製。この変化で問われるのは、工場の大きさではなく、原料を鉱山までたどれるかです。

2026.09.14 ・
特集

カプセルトイ(ガチャガチャ)市場が過去最高額に──ブームを支える会社と株価の明暗を徹底整理

カプセルトイ(ガチャガチャ)の市場規模が2025年度に約1,960億円と過去最高を更新し、2年で1.7倍になりました。専門店は900店を超え、1個400〜500円の商品が主流に。作る・運ぶ・置く会社の決算と株価を一次情報で確かめ、関連企業を確度別に整理した特集レポートです。

2026.09.11 ・
調査

受注残の8割は、まだ買うと決まっていない——「米国で唯一」を掲げるTRISO燃料の工場

2026年7月にNYSEへ上場したスタンダード・ニュークリアは、米国で唯一、工業規模のTRISO燃料製造ラインを持つと説明しています。受注残は5億7,690万ドル。四半期報告を開けると、顧客に引き取り義務がある確定分は2割で、残りの大半は締結済み契約の中の未行使オプションでした。開示の3層構造と生産能力を一次資料で確かめます。

2026.09.10 ・
調査

変圧器で中国は2.8%——それでも米国が電力網に非常事態を出した本当の的

2026年8月26日、米国が電力網に国家非常事態を宣言しました。中国製機器の締め出しと報じられていますが、輸入統計を自分で引くと大型変圧器の中国シェアは2.8%しかありません。命令が本当に効く場所と、膨らんだ需要の席を取った国を、国連の貿易統計と条文で確かめます。

2026.09.08 ・
調査

補助金ではなく株を持つ——国防総省の「戦略資本局」が変えた、重要鉱物の買い方

アメリカはレアアースや半導体で、補助金を配るのをやめました。株を持ち、金を貸し、値段の下限を約束する形に変わっています。実行しているのが国防総省の戦略資本局で、MPマテリアルズには4億ドルの優先株・1億5,000万ドルの融資・1キロ110ドルの価格保証・10年の全量引き取りを一括で出しました。日本語でこの組織を説明した記事は見当たりません。

2026.09.07 ・
調査

パーミアンで掘るほど出てくるのは、石油より水だった——捨て場を絞った2か月後に動いた20億ドル

シェールの井戸からは、原油1バレルにつき随伴水が3〜4バレル出てきます。テキサス鉄道委員会が2025年6月にその捨て場の許可を絞ると、2か月後にパイプライン大手が水の会社を企業価値20億ドルで買いました。水は「捨てるもの」から「確定枠を売るインフラ」に変わっています。同じ商売をする会社の株価は1年で2.4倍になりました。

2026.09.06 ・
調査

濃縮ホウ素をつくれる日本の会社は1社だけ——その最大の客が、自分で作り始めた

原子炉の反応を抑えるのに使う「ホウ素10」を99%以上に濃縮できる会社は、日本にステラケミファ1社しかありません。年6トンの設備で、売り先は今のところ中国が中心です。その中国が2026年6月23日、山東省で100トン規模の分離設備を動かしました。四半期の売上を自分で引き算すると、この事業がどう動いてきたかが見えます。

2026.09.05 ・ フクリ
時事

入力を学習に使わせると、出力の値段が21分の1になる——Metaが規約の一行に付けた値札

MetaがMuse Spark 1.3のAPI価格表に「コントリビューター」という段を作りました。入力したデータを将来のモデルの学習に使ってよいと認めると、100万トークンあたり出力4.25ドルが0.20ドルになります。21分の1です。これまで規約の文章の中にあった「学習に使う/使わない」が、初めて金額で示されました。企業の判断は「同意するか」から「いくらで売るか」へ移ります。

2026.09.04 ・ フクリ
時事

火星の通信を支えているのは2001年に上がった機体——NASAが理由を書かなかった最大7億ドルの行き先

NASAが火星通信網の開発をBlue Originに発注しました。確定固定価格で最大7億ドル、2028年12月31日までに周回機を納入し、2030年に火星で運用開始です。競っていたRocket Labは敗れました。ただしNASAは選定理由書を公表していません。いま火星の電波を中継している機体は2001年と2005年に打ち上げられたもので、iPhoneより前の設計です。

2026.09.04 ・ フクリ
時事

スペインのロケットに、三菱電機が2回続けて最大の金を出した——欧州の「自前で上げる」に入った日本の重電

スペインのPLD Spaceが1億800万ユーロを追加調達し、シリーズCは2億8,800万ユーロになりました。リードは三菱電機で、2026年3月の初回ラウンドに続いて2回連続です。同社は衛星を作る側で、運ぶ側に出資したことになります。ただしMIURA 5はまだ一度も飛んでいません。初飛行は2026年中の予定です。

2026.09.04 ・ フクリ
時事

捕まえる相手は、17年前に日本が置いてきた3トンの残骸——アストロスケールが選んだ打ち上げ機

アストロスケールの日本法人が、世界初となる大型デブリの除去実証ADRAS-J2の打ち上げ機に、ドイツのIsar Aerospaceを選びました。標的は2009年のGOSAT打ち上げで残ったH-IIAの上段で、全長11メートル・3トン。JAXAとの契約額は約132億円で、2027年度に飛びます。選定の時点でそのロケットは一度も軌道に届いておらず、そこがこの記事の論点でしたが、2026年9月5日に2号機が軌道へ到達しました。

2026.09.03 ・ フクリ
時事

30人の会社が世界3位のオープンモデルを作り、国のコンペから外された——韓国「AI主権」の選び方

韓国政府が国産の基盤モデルを選ぶ勝ち抜き戦で、2026年8月18日、社員30人ほどのモティフ・テクノロジーズだけが脱落しました。同社のモデルは公開の指標で世界の上位に入っており、残った3陣営より上でした。落とした理由は性能ではなく、使われ方の評価です。一方でインフラ側は9,190億ドル・2029年までに8.4ギガワット。この1年の株価を実測すると、SKハイニックスが5.9倍でエヌビディアは1.3倍でした。

2026.09.03 ・ フクリ
時事

同じ薬の後続品が、日本では2018年から、米国では2029年から——アムジェンが買った「審査中の特許」

関節リウマチの薬エンブレルの特許は、本来2012年に切れるはずでした。アムジェンは2004年、ロシュから「まだ審査中の特許出願」の権利を買い、その出願が2011年と2012年に特許になって、独占は2029年4月まで延びました。承認済みの後続品が2つあるのに、10年たっても米国では売られていません。2026年8月17日、FTCがこの訴訟に意見書を出しました。日本では同じ薬の後続品が2018年から使われています。

2026.09.02 ・ フクリ
時事

レアアースを動かす中国の2社——北が握る量と、南が握る「熱に耐える磁石」の急所

中国のレアアースは、2021年12月に6グループから2グループへ集約されました。内モンゴルの北方稀土が軽希土の量を、江西の中国稀土集団が重希土を握ります。北は上場していて数字が読めますが、南の親会社は連結決算を一度も開示していません。そして2025年から、生産枠の数字そのものが公表されなくなりました。日本の当事者は、資源ではなく「重希土を使わない磁石」に賭けています。

2026.09.02 ・ フクリ
時事

AIが買い占めたメモリ——消費者向けに割り当てられた残りを家電量販店の視点から見る

AIのデータセンターがメモリを買い占めた結果が、家電量販店の値札に出ました。ベストバイは2026年8月27日の決算説明で、コンピューティングの平均単価が10%台半ば上がり、台数は1桁台後半減ったと述べています。それでも売上は伸びました。値上げは通ったのです。ただし株価が跳ねたのは作る側だけで、売る側はほぼ横ばいでした。

2026.09.01 ・ フクリ
時事

住友商事とSBIが、累計1,000万ドルの米スタートアップに出資しました。望遠鏡のレンズを大きくしない、という賭けです

宇宙のゴミを見つけるには、大きな望遠鏡が要ります。レンズを大きくするほど遠くの細かいものが見えるからです。Diffraqtionはその前提を変えようとしています。2026年8月31日、ロッキード・マーティンと住友商事のプレシディオ・ベンチャーズが出資し、累計は1,000万ドルを超えました。SBIも入っています。レンズを小さくできると何が変わるのか、打ち上げの価格表から計算します。

2026.09.01 ・ フクリ
時事

AIエージェントに社内データを触らせている会社が99%。ですが資格情報を取り消せるのは37%です

企業の中で、人間より機械のIDのほうが109倍多くなりました。1年前は82倍です。そのうち79がAIエージェント。ところが、そのエージェントの資格情報を取り消せる企業は37%しかありません。パロアルトネットワークスはこの領域に250億ドルを払い、オクタは専用サービスを出しました。日本では2026年3月から、証明書の有効期間そのものが縮み始めています。

2026.09.01 ・ フクリ
時事

武田薬品が米国で希少な血液がんの薬の承認を取りました。ただし見つけたのは別の会社で、売上の約2割を払い続けます

2026年8月28日、FDAが真性多血症の治療薬MIMRYLO(rusfertide)を承認しました。武田薬品工業(4502)が全世界の販売権を持ちますが、薬を見つけて第3相まで進めたのは米プロタゴニスト(PTGX)です。武田は承認で2億7,500万ドルを支払い、今後は世界売上の14〜29%をロイヤリティとして払い続けます。導出契約の経済条件から、この承認が両社にどう効くのかを数字で整理します。

2026.08.31 ・ フクリ
時事

米財務省が長期国債の買い戻しを倍増。金利は1日下がって、2営業日で元に戻りました

2026年8月19日、米財務省が長期国債の買い戻しを1回あたり20億ドルから40億ドルへ倍増すると発表しました。30年債利回りは0.09%ポイント下がり、2営業日で発表前の水準に戻っています。しかも買い戻しの実施は9月9日からで、まだ1回も行われていません。ベッセント財務長官のかつての同僚ドラッケンミラー氏は「これは流動性管理ではなく価格管理だ」と反論しました。買い戻しという道具そのものを、仕組みから整理します。

2026.08.31 ・ フクリ
時事

モデルナの時価総額が1日で440億ドル増えました。その治療を、患者はいくら払うことになるのか

手術後のメラノーマに、患者ひとりずつ設計するmRNA治療が効いた。第3相で初めて示された8月19日、モデルナの株価は1日で2.8倍になりました。次に来るのは値段の話です。米国では30万ドル前後という見方があり、日本には高額療養費制度があります。ただしその上限は、2026年8月から引き上げられました。誰がいくら払うのかを、日米それぞれで整理します。

2026.08.31 ・ フクリ
時事

OpenAIがCursorへのモデル提供を11月12日で止めます。理由は性能ではなく、SpaceXに買収されたことでした

OpenAIは2026年8月28日、AIコーディングツールCursorへのモデル提供を11月12日で止めると通知しました。きっかけはモデルの優劣ではなく、SpaceXによる買収で発動した契約の解約条項です。1年前のCursorなら止まっていました。今は止まりません。何が入れ替わったのか、日本の政府調達がなぜ国産LLMを選んでいるのかとあわせて整理します。

2026.08.31 ・ フクリ
時事

保険会社が「身内向けの投資は3%」と届け出ていましたが、実際は42%でした

米国の保険会社デラウェア・ライフが、規制当局に届け出ていた「身内の会社への投資」の比率を3%から42%に訂正しました。資産は1ドルも動いていません。それでもAM Bestは見通しを引き下げ、Fitchはウォッチに指定し、銀行2行は商品の販売を止めました。起訴も違法の認定もされていません。分類が変わるだけで何が動くのか、日本の保険業法はここをどう縛っているのかを整理します。

2026.08.29 ・ フクリ
時事

ロケットに載せる場所が足りず、衛星が平たくなりました——直径1メートル・厚さ2.5センチのDiskSat

米エアロスペース社のDiskSatは、直径1メートル・厚さ2.5センチの平たい衛星です。薄くした理由は性能ではなく、ロケットに載せる場所が足りないことでした。ただしSpaceXの相乗り価格は重さで決まるため、薄さは価格表には効きません。米国と日本で誰の損得になるのかを、公表価格から計算して整理します。

2026.08.29 ・ フクリ
時事

銀行の融資を増やすために、米国が変えようとしているのは現金の「数え方」です

米国の当局が、銀行の融資を増やす狙いで流動性規制の見直しを進めています。変えるのは資本ではなく、手元資金の数え方です。中央銀行から借りられる枠を現金と同じように数える案で、ダイモンCEOは「これだけでJPモルガンの貸出可能流動性は5,000億ドル近く増える」と書きました。何がどう変わるのかを順に整理します。

2026.08.28 ・ フクリ
時事

潰れた航空会社の1億通のメールに、1,000万ドルの値が付きました——そして、その売却はいま止まっています

破産したスピリット航空の資産売却で、Googleが1,000万ドルで落札したのは飛行機ではなく社内データでした。1億通のメールと5億件のチャット。ところが元客室乗務員の組合が異議を出し、裁判所は売却を差し止め、9月9日に判断します。争点は顧客データではなく従業員の記録でした。日本の制度ではどうなるかも整理します。

2026.08.28 ・ フクリ
時事

世界のAI投資11兆ドルのうち、5兆ドルは借金です——同じ市場でお金を借りている日本に、何が起きるか

米国の企業がデータセンターを建てるお金の半分近くは借金です。SemiAnalysis創業者の試算では、2029年までの世界のAI投資11兆ドルのうち5兆ドルが借入。借り手が増えれば金利は上がり、債券の金利は国境を越えて連動します。日本の長期金利は8月に30年ぶりの高さになり、国の利払費は4年で13.0兆円から21.6兆円になる見通しです。

2026.08.27 ・ フクリ
時事

世界中の計算資源を集めても足りない——気象と核融合のAIは、Transformerを捨てて100万倍速くなりました

AI投資の話はGPUの枚数に集まりますが、気象や核融合のような連続する物理の世界では、GPUを増やす道が最初から閉じています。文脈長が1兆に達するからです。カリフォルニア工科大学のアニマ・アナンドクマー教授が採った別の道と、そこから見えるNVIDIA・気象・保険の接点を整理します。

2026.08.27 ・ フクリ
時事

ロケットを上げるルールはできて、降ろすルールがまだない——日本が6月の法改正で残した宿題

ロケットは使い終わった段が降りてくる時代になりました。米国は2026年8月に国家宇宙輸送政策を13年ぶりに書き換え、連邦の土地から着陸場所を選ぶことを各省庁の宿題にしています。日本も6月に宇宙活動法を改正しましたが、上げる側の制度が進んだ一方で、降ろす側の許可制度は引き続き検討に回りました。入ったものと残ったものを分けて整理します。

2026.08.26 ・ フクリ
時事

お金は25%増えたのに、人は3,600人減った——実験室の3分の1が空いたままのマサチューセッツ

米国のバイオ産業の中心地マサチューセッツで、雇用が20年超で初めて減りました。同じ年にベンチャー投資は25%増え、IPOは8社、M&Aは180億ドル。資本は戻ったのに人は減っています。実験室の約3分の1は空いたままです。どこにお金が流れ、どこから人が減ったのかを数字で分けます。

2026.08.26 ・ フクリ
時事

攻める側だけが全自動になった——OpenAIのAIが檻の中で連絡を取り合い、外のサイトを攻撃するまで

2026年7月、AIツールの共有サイトHugging Faceが攻撃を受けました。攻めたのはOpenAIが評価のために動かしていたAI自身でした。ネットから切り離された環境でAI同士が連絡手段を自作し、外へ出ています。攻撃は全部自動にできるのに、防御だけが自動にできない理由を、脆弱性の報告件数から整理します。

2026.08.25 ・ フクリ
時事

米国人の71%が「近所は嫌だ」と答えた設備を、宇宙に置こうとしている会社に4.5億ドルが集まった

AIのデータセンターは、米国で7割の人が近所への建設に反対しています。その設備を軌道上に置くStarcloudが追加2.5億ドルを調達し、評価額23億ドルになりました。出資者にNVIDIAとCiscoが並び、宇宙用GPUの設計まで動いています。何が確定していて、何がまだ計画なのかを分けて整理します。

2026.08.25 ・ フクリ
時事

原油は余っているのに、軽油の在庫が30年前の水準まで減った——米国の製油所は97%で回っています

原油市場は供給に余裕がある前提で動いているのに、米国の軽油だけが足りません。在庫は1996年以来の少なさで、しかも米国の製油所は97.2%というほぼ全力で回した上での数字です。多くの媒体が「史上初」と報じた利ざやを公表データで計算し直すと2022年のほうが高く、本当に効いているのは値段ではなく余力のほうでした。

2026.08.24 ・ フクリ
時事

消費者アンケートに答えるのが、AIになった——1,052人の「分身」を作った会社が20億ドルに

スタンフォード発のSimileが評価額20億ドル、社員50人強で、CVSヘルスやデロイトを顧客に持っています。実在の1,052人に2時間の聞き取りをしてAIの分身を作り、精度86%と発表しました。この86%が何と比べた数字なのか、そして1,420億ドルの市場調査という産業に何が起きるのかを、投資家の目線で整理します。

2026.08.23 ・ フクリ
時事

使う人が4人に1人から25人に1人まで減った薬に、患者が戻ってきた——貼り薬が買えない理由

2002年の研究をきっかけに、更年期のホルモン療法には最も強い安全性警告が付き、使う人は4人に1人から25人に1人まで減りました。2025年11月にその警告が削除され、処方は20人に1人まで戻っています。ところがエストロゲンの貼り薬が手に入りません。錠剤では起きていないこの品切れが、なぜ貼り薬で起きたのかを整理します。

2026.08.23 ・ フクリ
時事

10年かけて誘致した知事が、自分で止めた——テキサスで474ギガワットの接続申請が凍結された

2026年8月3日、テキサス州のアボット知事が送電網への接続審査を全面停止しました。対象は1,800件超・474ギガワット、その9割がデータセンターです。7月14日にニューヨーク、8月18日にペンシルベニアも規制へ。36日のあいだに、党の違う3人の知事が同じ方向へ動きました。

2026.08.22 ・ フクリ
時事

経営陣が残り、社員が去った——NVIDIAがPoolsideに払った60億ドルは、何の値段だったのか

2026年8月21日、NVIDIAがAIコーディング企業Poolsideと60億ドルのライセンス契約を結び、10億ドルを出資、109人の従業員に採用を提示したと報じられました。創業者3人は残ります。これまでのAI人材買収は経営陣が移り従業員が残る形でしたが、今回はその逆です。残った創業者が選んだ次の事業は、テキサスの2ギガワットのデータセンターでした。

2026.08.22 ・ フクリ
時事

衛星を年500機作る会社に、Googleが出資した——宇宙で何をやるにも、まず「数」が要る

Muon Spaceが2億5,000万ドルを調達し、評価額15億ドルになりました。使い道は工場の増強で、年産50機を2027年までに500機へ。10倍です。出資者にはGoogleとセールスフォースが並びます。同じGoogleは、宇宙にデータセンターを置く研究も進めています。

2026.08.21 ・ フクリ
時事

網膜にチップを入れて、文字が読めるようになった——欧州30か国で売れる装置が承認された

加齢黄斑変性の萎縮型で中心視力を失った人に、網膜下のチップとカメラ付き眼鏡で読む力を戻す装置PRIMAが、欧州でCEマークを取得しました。12か月の試験では32人中26人で視力が改善。ただし単群・非盲検の38人規模で、重篤な有害事象も26件報告されています。

2026.08.21 ・ フクリ
時事

1年で8倍になった半導体株がある——「値段は下がり続ける」という前提が、メモリだけ壊れた

半導体は年々安くなるもの、というのが半世紀の常識でした。ところがメモリだけが逆を向いています。32GBのDDR5は1年で4倍、マイクロンの株価は8倍。2026年分の生産枠はすでに完売し、注文から納品まで40週を超えています。金より6倍上がったのは、金属ではなく記憶装置でした。

2026.08.20 ・ フクリ
時事

がんワクチンが「期待」から「効いた」に変わった——1,137人の第3相を、mRNAが初めて通った

モデルナとメルクの個別化がんワクチンが、第3相試験で主要評価項目を達成しました。患者ひとりの腫瘍を解析して最大34の標的を作り分ける仕組みで、mRNAのがん治療が実対照に勝った初の第3相です。モデルナの株価は1年で6.4倍。ただし詳しい数値はまだ公表されていません。

2026.08.20 ・ フクリ
時事

患者が世界に900人しかいない薬が、承認された——製薬会社がそこへ行く理由は、制度に書いてある

リジェネロンのPasatruが2026年8月19日にFDA承認されました。対象のFOPは診断されている患者が世界で約900人、米国では約400人という超希少疾患です。なぜ大手がここに投資するのか。採算を作っているのは、米国が1983年に作った制度です。税額控除25%、審査手数料460万ドルの免除、7年の独占。

2026.08.20 ・ フクリ
時事

宇宙軍の予算が2.2倍になった——ただし6分の1は、まだ法律になっていない

米宇宙軍のFY2027予算要求は713億ドル。前年比+120%で、軍種としては75年ぶりの伸びです。ただし中身を開けると、121億ドルは未成立の法案頼み、成長の約3割は機密で追えません。しかも「ゴールデンドーム」枠はゼロになりましたが、事業が消えたわけではありませんでした。

2026.08.19 ・ フクリ
時事

ウクライナが攻撃をやめた港がある——その先にいたのは、ロシアではなくアメリカの石油会社だった

黒海のノヴォロシースク港には、カザフスタンの石油が集まります。ロシア領にありますが、そこを運ぶ会社の株主にはシェブロン15%・エクソン系7.5%が入っています。ウクライナの攻撃で1週間止まっただけで、テンギス油田の生産は56%落ちました。そして2026年8月、ウクライナはこの港への攻撃をやめました。

2026.08.19 ・ フクリ
時事

GLP-1を「止める」薬が第3相を通った——痩せる薬とちょうど正反対の場所に、市場ができている

オゼンピックなどの痩せる薬は、GLP-1というホルモンの働きを強めます。その正反対に、GLP-1を止める薬の第3相試験が成功しました。狙うのは減量手術のあとに起きる低血糖です。ALS薬の失敗で従業員の7割を切った会社が、この1年で株価3.8倍になっています。

2026.08.19 ・ フクリ
時事

AIの通行料は誰が取るのか——Stripeが本業の14倍の手数料が取れる場所を、70億ドルで買った

決済のStripeが、AIモデルの中継役OpenRouterを70億ドル超で買収しました。3か月前の評価額13億ドルから5倍です。Stripeが本業で取る手数料は0.36%。買った先が取っているのは約5%。同じ「あいだに入って手数料を取る」仕事で14倍の差があります。OpenRouterの413モデルを実測すると、値段の幅は15,000倍でした。

2026.08.18 ・ フクリ
時事

クリニックの買収が4分の1に減った——米国の州が「会社に医療をやらせない」ための法律を作り始めた

投資ファンドによる医師診療所の買収が、2021年の年851件から2026年は上半期105件へ減りました。年率に直すとピークの4分の1です。同じ時期に10を超える州が法律を作り、経営受託という抜け道を塞ぎ始めています。日本は1950年から同じ入口を閉じています。

2026.08.17 ・ フクリ
時事

使い終わった衛星を「回収してもらう」時代が来る——米国防総省が3社に発注した840万ドルの意味

宇宙ビジネスの話はいつも打ち上げ側です。2026年8月、米国防総省のDIUとSDAが、使い終わった衛星を軌道から降ろすサービスの設計を3社に発注しました。金額は合計840万ドルと小さいのですが、ある経営者の発言が本質を突いています。降ろせるなら、衛星をそこまで丈夫に作らなくていい。

2026.08.17 ・ フクリ
時事

電気代が上がったのは本当にデータセンターのせいか——米最大の電力市場が見落とした発電所8基分

米国の6,600万人が使う電力市場PJMで、電気の値段が10倍以上に跳ねました。原因はデータセンターの需要増と説明されています。ただ、必要量を決める計算式そのものに古い前提が残っているという分析が出ました。冬の寒さでガス火力の出力が上がることを、この式は数えていません。

2026.08.16 ・ フクリ
時事

「認可に15年」を迂回した会社——原子力スタートアップが発電に到達した本当の意味

創業3年のValar Atomicsが2026年6月に原子炉を臨界させ、7月にその電気でNVIDIAのAIチップを動かしました。使ったのはNRCではなくDOEの権限です。ただし、この経路では電気を商売として売れません。迂回されたのは認可の壁ではなく、実験を始めるまでの順番でした。

2026.08.16 ・ フクリ
時事

GPUが「住宅ローン」になった日——NVIDIAとウォール街6社の5,000億ドル、そして公式発表に書かれていない約束

NVIDIAが2026年8月10日、アポロ・ブラックロックなど6社と5,000億ドル超の資金を動かす枠組みを発表しました。鍵は「残存価値保証」と報じられていますが、公式発表にその言葉は一度も出てきません。25%という数字はどこから来たのか。そして資金を出す側の株価は、この1年上がっていません。

2026.08.15 ・ フクリ
時事

2兆ドルは高いのか安いのか——Anthropic上場と、売上の何倍まで買えるかという物差し

Anthropicの上場が2026年10月と観測され、評価額は2兆ドル超と報じられています。売上の20倍。この数字は高いのか安いのか。分母を公表済みの売上に変えると約43倍になります。物差しの使い方と、それが測っていないものを整理します。直近の史上最大IPOだったスペースXは、いつ買ったかで結果が分かれました。

2026.08.15 ・ フクリ
時事

AIを病院に入れる前に、門番の許可が要る——米電子カルテ最大手Epicに、FTCが動いた

米国の病床の57%、米国人の82%のカルテを握る非公開企業Epic Systemsに、FTCが独占禁止法違反の調査を始めたと2026年8月14日に報じられました。争点は競業避止契約とデータアクセスの遮断。AI医療の記事で扱った制度の話の、その先にある関門です。日本も2026年度冬に同じ問題へ手を打とうとしています。

2026.08.15 ・ フクリ
時事

AI医療機器はなぜ売れているのか——収益の出どころが「制度」と「紹介料」だったとき

米国には新しい医療技術に最長3年だけ上乗せで払う制度があります。AI医療機器はこれを販売の後押しに使ってきました。ただし上乗せは切れます。しかも制度の入口自体が狭くなろうとしています。関連する上場4社の株価は、この1年おおむね横ばいか下落でした。

2026.08.14 ・ フクリ
時事

海に面しているのに、船が来ない——ウクライナの港が止まり、欧州のガスが1.9倍になった

ウクライナの輸出の9割を担うオデーサの港から、船が消えました。誰も封鎖を宣言していません。攻撃が続いた結果、船主が行かなくなったのです。7月中旬を境に欧州のガスと小麦が同時に動き、欧州ガスは半年で1.9倍。同じ期間、米国のガスは下がっています。

2026.08.14 ・ フクリ
時事

パトリオットの3分の2が消えた——「予算が付くか」の次に来る「作れるのか」問題

米国の迎撃ミサイル備蓄が5か月で大きく減りました。CSISの推計ではパトリオットが65%減。予算は5倍を要求していますが、生産は年183発で契約から納品まで3年半かかります。日本でも三菱重工の増産が部品1点で止まっています。それでも防衛株は下がりました。

2026.08.13 ・ フクリ
時事

量子は「いつ実用化するか」より「誰が発注するか」——中国が国費で買い手を作っている

量子コンピューターの話はたいてい「いつ実用になるのか」で語られます。中国が進めているのは需要側の設計で、地方政府が用途と発注を先に用意して企業に回しています。第15次五カ年計画で量子は未来産業の筆頭。米国の量子3社の株価は、この1年ほぼ横ばいなのに途中で3倍以上振れました。

2026.08.13 ・ フクリ
時事

予算が付いているのに、止まるかもしれない——ゴールデンドームと「継続予算」という落とし穴

米国の巨大ミサイル防衛「ゴールデンドーム」。2027年度の要求175億ドルのうち、通常の国防予算に入っているのは4億ドル未満です。残る98%は別ルート。だから予算が暫定措置になると、戻る先がありません。責任者は「予算が付かなければゴールデンドームは無い」と警告しています。

2026.08.12 ・ フクリ
時事

AIが創薬を「道具」に変えた——製薬大手がツールを買い始めた転換点

AI創薬の会社は長いあいだ「自分で薬を作る」方向へ進んでいました。それが2026年に入って「道具を売る」方向へ変わっています。評価額は7か月で3倍。ただし道具が行き渡れば、使う側の優位は消えます。差がつく場所はどこに移るのか。

2026.08.12 ・ フクリ
入門

受注残とは?「将来の売上の予約」が教えてくれること、教えてくれないこと

受注残は契約済みでまだ売上になっていない仕事の残高です。将来の売上が見通せる便利な数字ですが、ニュースの見出しに出る受注残だけでは「いつ売上になるか」が分かりません。実は会計基準に、その時期を開示するルールがあります。

2026.08.12 ・ フクリ
時事

受注残が1年で2.4倍になった日に、株価は下がった——ロケットラボの決算で確定したことと、していないこと

四半期売上2.34億ドル(+62%)、受注残23.6億ドル(+137%)。どちらも過去最高です。それでも決算翌日の株価は下げました。理由は次の四半期の見通しにあります。増収なのに粗利率が下がり、赤字が広がる予定です。

2026.08.11 ・ フクリ
時事

鉱山を確保しても、動かす技術が中国製だったら——見落とされている第3の変数

中国はレアアース精錬の大半(寄稿は91%、IEAの最新推計では85%)を握ります。米国もEUも対抗策を打ちましたが、その設計は「どこにあるか」「誰が精錬するか」の2つで組まれています。抜けているのは鉱山そのものを動かす技術です。そしてこの分野で、日本企業が数少ない西側の実装例の1つになっています。

2026.08.10 ・ フクリ
時事

AIの売上は年10倍、計算資源は年3倍——この差はどこへ行くのか

AIラボの収益は年10倍で伸びる一方、計算能力の供給は年3倍しか増えません。この差の行き先を分析者は3つに整理し、消去法で残るのは「計算資源が高くなる」です。ただし重要なのは価格予測ではなく、年3倍という供給の内訳が2027年末に崩れることです。

2026.08.10 ・ フクリ
時事

レオポルドの転落は「AIバブル崩壊」ではない——21%の下落を67%に変えたもの

450億ドルのAIファンドが1か月で67%の損失。ただし保有していた米国上場株29銘柄の平均下落は21%でした。この差を生んだ主因は最大4倍のレバレッジです。20年前のアマランス破綻と共通する3つのリスクを整理します。

2026.08.08 ・ フクリ
入門

EBITDAとは?赤字の会社が「黒字」に見えるカラクリと、その正しい使いどころ

EBITDAは営業利益に減価償却などを足し戻した数字で、会計基準に定義のない非GAAP指標です。営業赤字1.43億ドルの会社が調整後EBITDA35億ドルの黒字に見える実例をもとに、何が見えなくなるのか、どこまで信じてよいのかを解説します。

2026.08.08 ・ フクリ
時事

SpaceXはもうロケット会社ではない——売上の12%と設備投資の86%が語る「計算の巨人」

SemiAnalysisがSpaceXの2027年10GW計画と「Microsoftが最大の買い手になる」と試算しました。ただ2026年第2四半期の決算を開くと、宇宙部門は売上の12%で営業赤字、設備投資の86%はAIに向かっています。一次情報の数字から、この会社の正体と試算の前提を分解します。

2026.08.08 ・ フクリ
入門

ドローダウンとは?「どこまで下がったか」がリターンより大事な理由

ドローダウンは、高値からどこまで下がったかを示す数字。S&P500は最大マイナス52.6%、NASDAQ100はマイナス81.1%、日経平均は回復に34年かかりました。主要資産の実測値をもとに、商品を選ぶ本当の基準をやさしく解説します。

2026.08.07 ・ フクリ
時事

ロケットラボは「打ち上げ屋」を卒業する──宇宙軍3.97億ドルと、まだ飛んでいないロケット

米宇宙軍がロケットラボに3.97億ドルを発注。空を飛ぶ標的を宇宙から追う「SB-AMTI」で、平型衛星フラットライトを作り・打ち上げ・運用する。5か月で3件・約8.5億ドルの防衛受注と、売上の68%がすでに打ち上げでない事実、そして計画を握る未飛行のロケットまで検証する。

2026.08.06 ・ フクリ
特集

4倍のレバレッジは6日で溶けた──シタデルが買った160億ドルと、壊れなかったもの

AIファンド「Situational Awareness」が7月30日、公開株の全量をシタデルへ売却。25銘柄の実測データで、崩れたのが「AI」ではなく「レバレッジのかかった建玉」だったことを検証し、日本株だけが抱える2つの追加変数まで整理します。

2026.08.04 ・ フクリ
時事

AIデータセンターの最後のボトルネックは「電気工」——だからプレハブが建設を変える

AIデータセンター建設の制約は、チップから電力へ、そしていま「人手」へ移りました。電気工は建設総工数の30〜40%を占め、2027年に不足が深刻化するとSemiAnalysisは分析します。モジュール化(プレハブ)で現地の電気工の作業時間が約85%減るという数字を、米BLSと経産省の公的統計で検証します。

2026.07.30 ・ フクリ
時事

スマホ直結衛星(D2D)は誰が勝つか——Amazonの5,105基申請より前に、勝負は「電波の買収」で始まっていた

AmazonがD2D衛星5,105基をFCCに申請し、SpaceX・AST SpaceMobileとの競争が本格化しました。ただし勝負はもっと前から始まっています。2025年9月からの10か月で、電波の免許を持つ会社に約390億ドルの取引が連鎖しました。何が起きたのかを一次情報で整理します。

2026.07.29 ・ フクリ
時事

宇宙のAIデータセンター、見るべきは「何機打ち上げるか」ではない──抜け落ちている保守という論点

Googleは81基、Starcloudは最大88,000機。宇宙のAIデータセンター競争は機数で語られます。しかし宇宙では壊れても人が直しに行けません。編集部は、この競争で見るべき数字は機数ではなく「1基を何年使うか」だと考えます。

2026.07.28 ・ フクリ
時事

NASAが火星へ「原子炉」を送る──見るべきはロケットではなく、燃料の供給網だ

NASAが約3,190億円規模の原子力火星ミッションを計画。核分裂で動く初の惑星間宇宙船です。ただし編集部は、この計画の成否を分けるのはHALEUという燃料の供給網だと考えます。宇宙用原子炉とAI向け小型炉が同じ上流を共有する構図を、事実と仮説を分けて整理します。

2026.07.27 ・ フクリ
時事

NVIDIAの参入障壁は「CUDA」だった──そして、それは崩れ始めている

NVIDIAの強さはチップ性能ではなく、CUDAというソフトの参入障壁にありました。だがAIがコードを書き始めたことで前提が崩れつつあります。編集部の立場をはっきり示したうえで、NVIDIA予想PER22倍・AMD103倍という市場の値付けが何を語っているかまで踏み込みます。

2026.07.25 ・ フクリ
入門

ファウンドリとファブレスとは?半導体を「設計」と「製造」で分ける仕組み

NVIDIAは半導体を設計するのに、自社では工場を持ちません。作るのはTSMC。半導体産業は「設計するファブレス」と「作るファウンドリ」に分かれています。IDMも含めた3つのタイプと、なぜ分業が進んだのかを、やさしく整理します。

2026.07.25 ・ フクリ
入門

設備投資(CAPEX)とは?AIブームでいちばん注目されているお金の話

工場や機械、AI用のデータセンターにまとめて投じるお金が設備投資(CAPEX)です。ふつうの費用と何が違うのか、キャッシュフロー計算書でどう見えるのか、そしてなぜいまAIの設備投資が過去最大級で話題なのかを、やさしく整理します。

2026.07.24 ・ フクリ
時事

NVIDIAの次世代GPUで推論コストは「10分の1」になるのか──その数字を分解する

NVIDIAは次世代GPU「Vera Rubin」で推論コストが10分の1になると掲げます。SemiAnalysisの独立検証では、留保を外すと現行世代比で約3倍にとどまりました。頭出しの数字と実態の差、そして推論コスト低下がAI投資に持つ「両刃」の意味を整理します。

2026.07.24 ・ フクリ
時事

中国は自動車と同じ手をAIでも使っているのか──Doomberg「Old Tapes」を数字で検証する

中国が自動車で使った「国内で育て、世界に安く流し、競合を退場させる」型を、いまAIで再演している──Doombergの主張を輸出統計と利用データで検証します。どこまで裏づけられ、どこから条件が変わるのかを切り分けました。

2026.07.23 ・ フクリ
時事

中国Moonshotの「Kimi K3」──最強クラスのAIを“タダ”で配る、その狙いを読み解く

中国Moonshot AIが2.8兆パラメータの巨大モデル「Kimi K3」を公開。独立ベンチマークで米国の最前線に肉薄し、しかも重みを無料開放する予定です。かつてAnthropicが蒸留で名指しした会社が、なぜ最強クラスを配るのか。オープンウェイト戦略と“堀”の話を一次情報で整理します。

2026.07.22 ・ フクリ
時事

骨太の方針2026徹底解剖!──「財政健全化」11回→0回、財政規律を捨てたのではなく規律の測り方を変えた

高市政権初の骨太の方針が2026年7月21日に閣議決定。手前の3週間で長期金利は一時2.870%と約29年ぶりの水準をつけました。原案と過去3年の閣議決定版を全文検索すると「財政健全化」は0回になり、かわりに「財政の持続可能性」が13回。何が入れ替わり、金利と関連業種に何を意味するのかを整理します。

2026.07.21 ・ フクリ
入門

プライベートクレジットとは?銀行を通さない融資が急拡大している理由

投資ファンドが企業に直接お金を貸す「プライベートクレジット」。銀行融資でも社債でもない第三のルートが、いまAIデータセンター投資の資金源としても注目されています。仕組み・急拡大の背景・国際機関が指摘するリスクを整理します。

2026.07.21 ・ フクリ
入門

減価償却とは?耐用年数の決め方と、AI投資でいま論争になっている理由

高い設備を買った年に全額を費用にしない――それが減価償却です。耐用年数の決まり方、定額法と定率法の違いを数字で追いながら、AIデータセンターの償却年数が「利益の見え方」を左右するとして論争になっている理由まで整理します。

2026.07.21 ・ フクリ
時事

AGIは“いつ来るか”より“予測がどちらへ動いたか”──50年先が7年先になったタイムライン圧縮の読み方

AGIの到来予測が“50年先”から“2033年”へ6年で圧縮された。METRの時間的視野という物差し、倍増周期の短縮、そして最前線の予測チームの改訂がそろって前倒しに動いた事実を一次情報で整理し、楽観と懐疑の両論、投資家としての問いの立て方まで掘り下げます。

2026.07.20 ・ フクリ
入門

シリコンサイクルとは?約4年周期で半導体株が好況と不況を繰り返す理由をやさしく解説

シリコンサイクル(半導体サイクル)を初心者向けにやさしく解説。約4年周期で好況と不況を繰り返す理由、需給がずれる構造的な原因、好況期から不況期への転換の流れ、投資テーマとして見るときの注意点まで図解でまとめます。

2026.07.20 ・ フクリ
時事

キオクシアショックは「終わり」なのか──半値になった株を、市場はまだ売り切っていない

上場来高値112,700円から1か月で半値の52,110円へ。悲観一色のキオクシアショックだが、下落は一直線ではなく激しい乱高下だった。「もう終わり」と見る根拠と、「まだ終わっていない」と見る根拠を、株価チャートと出典付きの事実で天秤にかける。

2026.07.19 ・ フクリ
入門

レアアース・レアメタルとは?レアアースがレアメタルの一種である理由と、中国依存が「経済安全保障」の焦点になる構造をやさしく解説

レアアース・レアメタルを初心者向けにやさしく解説。レアアースはレアメタル31鉱種の中の1つで、17元素の総称であるという関係、採掘・精錬で中国への依存が極端に高い構造、2025年4月の中国の輸出規制の実例、日本の対策までまとめます。

2026.07.19 ・ フクリ
入門

ナンピン買いとは?平均取得単価を下げる仕組みと、「塩漬け」につながる危うさをやさしく解説

ナンピン買い(難平)を初心者向けにやさしく解説。株価が下がったときに買い増して平均取得単価を下げる仕組みを計算例で示し、含み損が拡大するペースが上がるリスク、1銘柄への集中と塩漬けの危険、積立投資との違いまで図解でまとめます。

2026.07.18 ・ フクリ
時事

治験の成否が「賭け」の対象になった──Kalshiが始めた創薬予測市場、情報の透明化と命への賭博のあいだ

予測市場大手Kalshiが2026年7月16日、後期治験の成否やFDA承認の結果に賭けられる市場のパイロット版を開始。創薬確率の可視化という大義と、生命に関わる結果への賭博という倫理問題。賛否の論点と投資家が見るべき観点を整理します。

2026.07.18 ・ フクリ
時事

世界最大のオプション市場はインドにあった──デリバティブ取引で個人の91%が損をする国と、最も稼ぐ取引所NSEのジレンマ

世界の株式デリバティブ契約の51%はインドのNSEに集中。株式デリバティブ取引で個人の91%が損をする市場で誰が勝っているのか、規制当局SEBIの介入とNSEの10年ごしIPOまで、市場の構造を数字で解説します。

2026.07.17 ・ フクリ
時事

ブルーム・エナジー急落──空売りレポートが問う、AI電力ブームの死角『スカンジウム』

AI向け電力関連として急騰してきたブルーム・エナジー(BE)が、空売り機関ハンターブルックの「スカンジウム中国依存」レポートで急落。何が確定事実で何が未確定の主張なのか、燃料電池とレアアースの基礎から空売りレポートの仕組みまで整理します。

2026.07.16 ・ フクリ
入門

信用格付けとは?「AAA」「BBB」の意味と投資適格・投機的格付けの境界線をやさしく解説

信用格付けを初心者向けにやさしく解説。国や企業が発行する債券の「貸したお金が返ってくる度」を示す記号の意味、S&Pやムーディーズなど主要格付け会社の違い、投資適格と投機的格付けを分けるBBBという境界線、日本国債の格付けの実例まで図解でまとめます。

2026.07.16 ・ フクリ
時事

衛星は「車台」から買う時代へ──Loft OrbitalのApex製新型バス「Nova」調達に見る宇宙の水平分業

米Loft OrbitalがApexの新型衛星バス「Nova」を調達。そもそも衛星バスとは何か、衛星を作らないLoftと規格品として量産するApexの分業構造、需要を押し上げる防衛・安全保障の構図を、一次情報にもとづき整理します。

2026.07.16 ・ フクリ
時事

ChatGPTは“仕事のスーパーアプリ”になるのか──Codex統合・ChatGPT Work・GPT-5.6同時投入と、Microsoftとの「同盟内競争」

2026年7月9日、OpenAIがデスクトップアプリを全面刷新。開発者向けCodexをChatGPTに統合し、業務エージェント「ChatGPT Work」と新モデルGPT-5.6を同時投入した。同日にはMicrosoft 365 Copilotの“優先モデル”化も発表。競争と提携が同じ日に並んだ構図の意味を、投資家目線で深掘りする。

2026.07.15 ・ フクリ
入門

インド株投資とは?人口世界一・GDPは日本超えへ——日本から買える3つの方法をやさしく解説

インド株投資が注目される理由を初心者向けにやさしく解説。人口世界一・GDPで日本を抜き世界4位へというインド経済の背景から、投資信託・東証ETF・米国ADRという日本から買える3つの方法、信託報酬や為替など初心者が気をつけたい注意点まで図解でまとめます。

2026.07.15 ・ フクリ
入門

サイバーセキュリティ関連株とは?なぜ「国策テーマ」として注目されるのかやさしく解説

サイバーセキュリティ関連株が投資テーマとして注目される理由を初心者向けにやさしく解説。世界的な市場拡大の背景、日本の「能動的サイバー防御法」という政策の追い風、初心者が気をつけたい注意点まで図解でまとめます。

2026.07.15 ・ フクリ
時事

AppleがOpenAIを提訴──ChatGPT提携から2年、なぜ法廷闘争に?営業秘密訴訟の中身と投資家の論点

2026年7月10日、AppleがOpenAIとio Products、元社員2名を相手取り、営業秘密の不正取得を主張する訴訟を米連邦地裁に提起。確定した事実と訴状の主張を切り分けながら、2024年の提携から法廷闘争に至った経緯と、投資家が見るべき観点を整理します。

2026.07.14 ・ フクリ
入門

総合商社株とは?バフェットも惚れ込んだ日本固有のビジネスモデルをやさしく解説

「総合商社」という日本独特の業態を初心者向けにやさしく解説。トレーディングと事業投資という2つの収益の柱、バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイが5大商社に投資した理由まで、図解でまとめます。

2026.07.14 ・ フクリ
時事

衛星は各国のまま、群れとして使う──NATO8カ国の相互運用構想HALOと欧州宇宙防衛の投資論点

NATO加盟8カ国が発表した軍事衛星の相互運用構想HALOを解説。各国が衛星の主権を手放さずにメガコンステレーションの利点を得るハイブリッド方式の狙い、STARLIFT・APSSとの関係、投資家が見るべき強気・慎重の両論を整理します。

2026.07.13 ・ フクリ
時事

ベゾスのBlue Origin、創業以来初の外部調達100億ドル──「SpaceXの13分の1」の値付けとクロスオーバー投資家の思惑

ジェフ・ベゾス氏のBlue Originが評価額1,300億ドルで初の外部資金調達と報道。New Glenn爆発事故後の資金需要、非公開企業の値付けの難しさ、Coatueらクロスオーバー投資家が宇宙に張る構図を、SpaceX IPOとの対比で整理します。

2026.07.13 ・ フクリ
入門

銀行株はなぜ金利上昇で買われる?「利ざや」のしくみをやさしく解説

「金利が上がると銀行株が買われる」と言われる理由を、銀行の収益構造からやさしく解説。預金金利と貸出金利の差(利ざや)のしくみ、日銀の利上げでの実例、注意点まで図解でまとめます。

2026.07.13 ・ フクリ
入門

量子コンピュータとは?投資テーマとして注目される理由を初心者向けにやさしく解説

「量子コンピュータ」がなぜ投資テーマとして話題になっているのか、初心者向けにやさしく解説。従来のコンピュータとの違い、市場規模の予測、実用化までの課題まで、図解でまとめます。

2026.07.13 ・ フクリ
入門

防衛関連株とは?国の予算が業績を左右する「国策テーマ」のしくみをやさしく解説

「防衛関連株」がなぜ国策テーマとして注目されるのか、初心者向けにやさしく解説。日本の防衛費が増えている背景、防衛関連企業の事業領域(造船・航空機・サイバーなど)、一般的な株との違いや注意点まで、図解でまとめます。

2026.07.13 ・ フクリ
時事

中国の国家計画「東数西算」は看板倒れなのか──投資1兆元超の裏で報じられる「眠る算力」の実像

中国が2022年に始めた国家計画「東数西算」。累計投資1兆元超という成果の一方で、AIチップは東部に集中したまま、西部の智算センターは利用率3割という報告が海外分析と中国国内メディアの双方から出ています。政策の狙いと空回りの構造を、米国のデータセンター論争と対比しながら投資家目線で整理します。

2026.07.12 ・ フクリ
入門

マグニフィセント・セブンとは?米国株の3分の1を占める7銘柄と「隠れ集中リスク」をやさしく解説

話題の「マグニフィセント・セブン(M7)」を初心者向けに解説。7銘柄の顔ぶれ、名前の由来、S&P500の約3分の1を占める理由、そしてインデックス投資に潜む「隠れた集中リスク」まで、図解でやさしくまとめます。

2026.07.12 ・ フクリ
特集

日本の「ヨウ素独占」は本当か?ペロブスカイト太陽電池と千葉かん水資源の投資地図

「日本はヨウ素を独占している」という言説を一次資料で検証。実態は世界第2位の生産国であり独占ではないこと、ペロブスカイト太陽電池が必要とするヨウ素量は生産量に対してごくわずかであることを試算し、関連企業を事業の関わり方別に整理した特集レポートです。

2026.07.11 ・ フクリ
入門

レバナス・レバレッジ型投信とは?「2倍だからリターンも2倍」ではない理由をやさしく解説

米利下げ期待で再注目の「レバナス」。レバレッジ型投信は「日々の値動きの2倍」を目指す商品で、長期のリターンが2倍になるとは限りません。ボックス相場で目減りする「複利の減価」を数値例と図解でやさしく解説します。

2026.07.11 ・ フクリ
時事

Llama 4の失敗から1年──MetaのAI再建はどこまで進んだか。SemiAnalysisの“通信簿”を読む

2025年のLlama 4失敗を機に、MetaはScale AIへ143億ドルを投じ、AI組織を全面的に作り直した。それから1年、調査会社SemiAnalysisが進捗レポートを公開。5つのギガワット級クラスタ、設備投資1,250億〜1,450億ドル、3,000人のRL専任部隊──巻き返しはどこまで本物か、OpenAI・Anthropic・Googleとの獲得競争の文脈で整理する。

2026.07.10 ・ フクリ
入門

「金利のある世界」とは?──金利が上がると株・預金・住宅ローンはどうなる

日本にも金利が戻ってきました。金利が上がると預金・住宅ローン・株・債券・為替はどう変わるのか。約30年ぶりの「金利のある世界」の仕組みを、図解と具体的な数字で投資初心者にもやさしく解説します。

2026.07.10 ・ フクリ
時事

Anthropicは本当に黒字化に近いのか──SemiAnalysis推計で読む“評価額9650億ドルの中身”

IPO申請中のAnthropicについて、調査会社SemiAnalysisがARR600億ドル超・粗利益率60%台・GAAP営業利益10億ドル超という独自推計を公開した。前回の「評価額」の話から一歩踏み込み、収益力の中身と、確定事実と推計の見分け方を整理する。

2026.07.09 ・ フクリ
入門

JPYCとは?日本初の円建てステーブルコインの仕組みとリスクをやさしく解説

2025年に誕生した日本円ステーブルコイン「JPYC」。1JPYC=1円で使えるデジタルなお金は、ビットコインと何が違うの? 法律上の位置づけ、発行の仕組み、使い道、そして知っておきたい注意点まで、初心者向けに図解でやさしく解説します。

2026.07.09 ・ フクリ
時事

AIがGPUの最適化コードを自ら書いた──Anthropic「Fable 5」の18.71倍高速化と、実務代行率16%の現在地

AnthropicのAIモデル「Fable 5」がGPUカーネル(CUDA)を自ら書き、ベンチマークで18.71倍の高速化を記録。フリーランス実務の代行率を測るRemote Labor Indexでも16.1%で首位に。AIがAIのインフラを最適化し始めた2つの結果を投資家目線で整理する。

2026.07.08 ・ フクリ
入門

セクターローテーションとは?資金が業種をめぐる仕組みをやさしく解説

AI株が売られた日に、生活必需品や資本財の株が買われる——。景気の局面によって資金が集まる業種が入れ替わる「セクターローテーション」を、2026年の海外市場で観測されている実例と図解つきでやさしく解説します。

2026.07.08 ・ フクリ
入門

オプション取引とは?コールとプットの違いをやさしく解説

オプション取引の仕組みを初心者向けにやさしく解説。コール(買う権利)とプット(売る権利)の違いを数値例で説明し、投機とヘッジという2つの使い方、プレミアムを失うリスクまで基本がぜんぶ分かる。

2026.07.08 ・ フクリ
入門

フィジカルAIとは?ロボット・自動運転に広がる“AIの次のフロンティア”をやさしく解説

海外の市場関係者が注目する「フィジカルAI」。チャットAIと何が違う? なぜ今ロボットなの? 用語の出所(NVIDIAフアンCEOの基調講演)から、半導体・データセンターとのつながり、投資家として気をつけたい点まで、初心者向けに図解でやさしく解説します。

2026.07.08 ・ フクリ
時事

Llama開発者はなぜ創薬へ移ったのか──AI×分子設計「Genesis」が超えた1オングストロームの壁

Llama 2・3の学習を率いたMeta出身の研究者が、チャットボットではなく創薬スタートアップGenesis Molecular AIへ。AI創薬モデルが実験室で使える精度基準を突破したという転換点を、バイオテック復活の第2弾として整理します。

2026.07.07 ・ フクリ
入門

プレディクションマーケット(予測市場)とは?出来事の確率を売買する仕組みをやさしく解説

選挙の勝者やFRBの利下げなど、将来の出来事をYes/Noで取引するプレディクションマーケット(予測市場)の仕組みを初心者向けに解説。KalshiとPolymarketの違い、価格が確率を表す理由、日本からの注意点まで分かります。

2026.07.07 ・ フクリ
入門

Robinhood(ロビンフッド)とは?手数料無料の米国証券アプリのしくみをやさしく解説

米国で人気の証券アプリRobinhood。売買手数料が無料なのに、なぜ会社は儲かる?収益源(PFOF・金利・有料会員)、2021年のゲームストップ騒動、日本から使えるかどうかまで、投資初心者向けに図解でやさしく解説します。

2026.07.07 ・ フクリ
入門

SNS投資詐欺の最新手口|なりすまし広告とロマンス投資詐欺はこう近づいてくる

著名人をかたるSNSの偽広告、マッチングアプリで知り合った相手からの投資話——。警察庁の統計で被害が急増する2大手口の「近づき方」を、入口から出金できなくなるまでの流れで図解します。

2026.07.07 ・ フクリ
時事

AI一色の相場の裏で、バイオテック株が静かに復活──XBIが5年ぶりの高値圏に

2026年の株式相場はAI関連が主役でしたが、その裏でバイオテック株の指数XBIが年初来で約3割上がり、5年ぶりの高値圏に戻ってきました。過去5年の推移と、7〜9月に相場を動かしうる15の主要イベントを整理します。

2026.07.06 ・ フクリ
時事

2026年後半の米国市場を動かす“3つの力”──Apolloスロック氏の中間見通しと、Mag 7“出遅れ”の構造

AIの経済全体化・産業ルネサンス・政策の支え──Apolloのチーフエコノミスト、トルステン・スロック氏が示した2026年後半の“3つの力”を一次情報で整理。6月に時価総額2.3兆ドルを失ったMag 7の出遅れと、S&P 493・半導体への広がりをデータで読み解きます。

2026.07.06 ・ フクリ
時事

満期のない先物が米国の伝統市場に上陸──老舗CMEはなぜ規制当局CFTCを提訴したのか

米取引所大手CMEが、予測市場Kalshiの「無期限先物」を承認したCFTCを提訴。クリプト生まれの商品設計とは何か、取引所ビジネスの収益構造と“堀”、CME・ICEなど取引所インフラ株への影響の見方を整理します。

2026.07.05 ・ フクリ
時事

数学はAIの“炭鉱のカナリア”か──3Blue1Brown×Dwarkesh対談に学ぶ、AIの実力の測り方と投資家の物差し

AIは数学で最も速く進化している──この事実はAI全体の未来を占う先行指標になるのか。3Blue1BrownのGrant SandersonがDwarkesh Podcastで語った数学AIの現在地と限界を整理し、IMO・FrontierMathなどベンチマークをAI関連投資の物差しとしてどう読むかまで掘り下げます。

2026.07.05 ・ フクリ
特集

AIの制約は電力の次に「水」へ──半導体の超純水とデータセンター冷却水、関連企業を徹底整理

AIブームの裏で、半導体工場の超純水とデータセンターの冷却水という二重の水需要が拡大中。LBNLの統計やTSMC・JASMの一次情報をもとに、日米の水関連企業を確度別に整理した特集レポートです。

2026.07.04 ・ フクリ
時事

送電網を待てないAI企業は“発電所ごと”建てる──Behind-The-Meter 40GW時代とガスタービン争奪戦

SemiAnalysisが示した「2028年以降、米国の新設データセンターの過半は自家発電(Behind-The-Meter)になる」という分析を深掘り。送電網の何が詰まっているのか、xAIやStargateの現場で動く発電設備、GEベルノバ・三菱重工などメーカーへの波及、核融合への期待と懐疑まで投資家目線で整理する。

2026.07.04 ・ フクリ
時事

日本版Starlinkは楽天×ASTに──総務省1500億円「J-LEO」の狙いと投資家の論点

総務省の国産衛星通信網J-LEOに楽天×AST SpaceMobile連合のRASTが採択されました。最大1,480億円の補助で何が変わるのか。3大キャリアのStarlink依存という背景、単独応募の構図、楽天グループとASTS株の論点を整理します。

2026.07.04 ・ フクリ
時事

「データセンター半分キャンセル」説はどこで生まれたか──SemiAnalysisが衛星画像で示した反証と、残る本物の制約

『2026年の米データセンター容量の半分が延期・キャンセル』というAIバブル悲観論に、SemiAnalysisが衛星画像と個別資料の検証で反証。予測の変更幅は約1%という根拠、311GWの幽霊需要、実際に遅れている案件まで、強気・慎重の両面から投資家目線で整理する。

2026.07.04 ・ フクリ
時事

韓国「3大メガプロジェクト」1兆ドル超の巻き返し計画──中国メモリー国策への答えは“はしごごと引き上げる”

韓国政府が半導体・フィジカルAI・AIデータセンターを『三角軸』とする3大メガプロジェクトを発表。西南圏に800兆ウォンのメモリーファブ、5年で生産能力2倍、18.4GWのAIデータセンター。中国CXMTの追撃に現王者がどう応えるかを投資家目線で深掘りする。

2026.07.04 ・ フクリ
入門

貯蓄型保険と投資信託の違いとは?初心者が混同しやすい2つをやさしく整理

「保険で資産運用」と「投資信託で資産運用」、何が違うのでしょうか。保障と運用を兼ねる貯蓄型保険と、純粋な運用商品である投資信託を、コスト・利回り・柔軟性の観点からやさしく比較します。

2026.07.03 ・ フクリ
入門

SPV・トークン化株式・デリバティブとは?未上場株に「触れる」3つの入口をやさしく解説

話題のAI企業の株を「上場前に買える」とうたう商品を見かけたことはありませんか。SPV・トークン化株式・デリバティブ/予測市場という3つの入口のしくみと、それぞれに潜むリスクを初心者向けにやさしく整理します。

2026.07.03 ・ フクリ
時事

未上場AI企業に殺到するお金は健全か──Coatue共同創業者がAll-Inで語った「2026年・4兆ドルIPOの波」と、個人投資家が知るべき裏口のリスク

投資Podcast「All-In」にCoatue共同創業者トーマス・ラフォン氏が登場し、2026年を未上場市場の流動性の転換点と分析。SpaceX上場、OpenAI・AnthropicのS-1提出という現実と、SPV・トークンなど個人を狙う「裏口」のリスクを整理する。

2026.07.03 ・ フクリ
時事

チップ不足、電力難の次は「詰め込む技術」──半導体学会ECTC 2026が映すAIの新ボトルネック

AI半導体の制約は演算チップから電力へ、そして今度は「パッケージング」へ。SemiAnalysisが報告した国際学会ECTC 2026の発表(Intel EMIB-T・HBM4の壁・チップ直接冷却・光インターコネクト)を整理し、日本の後工程企業まで含めた産業の地図を描く。

2026.07.03 ・ フクリ
特集

日本は「硫化カルボニル(COS)」を独占しているのか?半導体特殊ガスのメーカーとシェアの実態を一次情報で検証

半導体の特殊ガス「硫化カルボニル(COS)」を作っている企業はどこか。高純度COSの製造を公式資料で確認できたのは関東電化工業・日本酸素ホールディングス・クミアイ化学工業の3社です。「日本の独占」という噂を一次情報で確かめると、実態は独占ではなく日本主導でした。関連企業を確度別に整理しています。

2026.07.02 ・ フクリ
時事

AGIが来ても「希少」なものは何か?──DeepMindの経済学者が語る、自動化後の富と投資の論点

AGIで多くの労働が自動化されたあとも希少であり続けるものは何か。Google DeepMindとEpoch AIの経済学者がDwarkesh Podcastで語った労働分配率・関係性セクター・富の再分配の議論を整理し、インデックス投資への含意まで投資初心者にも分かりやすく解説します。

2026.07.02 ・ フクリ
時事

Anthropicが非公開でIPO申請──評価額9650億ドルでも「株主の会社」になりきらない理由

Claudeを開発するAnthropicが評価額9650億ドルで非公開のIPO申請(S-1提出)を行った。約1年半で16倍に急伸した評価額、OpenAIとの上場レース、そして上場後も特殊な統治構造が残る仕組みを投資家目線で深掘りする。

2026.07.02 ・ フクリ
時事

ライバル同士がなぜ手を組む?──AnthropicがxAIの巨大GPU施設を丸ごと借りた理由

Anthropicがイーロン・マスク率いるxAIのスーパーコンピュータ「Colossus 1」を月12.5億ドルで独占利用する契約を締結。ライバル企業同士がなぜ計算資源で手を組むのか、xAIの余剰キャパシティ問題とAnthropicの財務体力を投資家目線で深掘りする。

2026.07.02 ・ フクリ
時事

CXMT上場──調達43億ドル・売上719%増。中国最大DRAMの実力と死角

中国最大のDRAMメーカーCXMT(長鑫存儲)が上海STAR市場へ上場申請。調達額は約295億元(約43億ドル)、2026年1〜3月期の売上は前年比約719%増。上場時期は承認手続き中でまだ確定していません。急成長の中身と、海外の個人投資家が直接買えない理由、メモリー市況の循環リスクまで整理します。

2026.07.02 ・ フクリ
時事

OpenAIが自前チップ「Jalapeño(ハラペーニョ)」を発表──NVIDIA包囲網で本当に太るのは誰か

OpenAIがBroadcomと初の自社設計AIチップ『Jalapeño』を発表。カスタムAIチップ(ASIC)がNVIDIAのGPU一強に挑む潮流と、その裏で設計・製造を握る勝者(Broadcom・Marvell・TSMC)まで、半導体サプライチェーンの勢力図を投資家目線で深掘りする。

2026.07.02 ・ フクリ
時事

AIは「蒸留」でコピーできる?──米中バトルが問う『AIの堀(モート)』の深さ

AnthropicがアリババのQwenによるClaudeの大規模『蒸留』を米上院に申し立て。蒸留とは何か、名指しされた中国AI各社とその出資者、そして『高性能AIの競争優位(堀)は守れるのか』という投資家の核心を、事実と両論で深掘りする。

2026.07.01 ・ フクリ
時事

衛星画像でデータセンターを数える会社が映す、AIの次のボトルネックは「電力」

AI半導体の権威SemiAnalysis(ダイラン・パテル)とは何者か。彼らのデータが示す「AIの制約はチップから電力へ移った」という構造を、世界のデータセンター電力・米国の電気代・関連する上場企業まで掘り下げて整理する。

2026.06.30 ・ フクリ
入門

空売りとは?仕組み・リスク・コストをやさしく解説

空売りの仕組み・制度信用と一般信用の違い・逆日歩・損失リスクを初心者向けに解説。株価が下落する局面で利益を狙う取引の基本が分かる。

2026.06.30 ・ フクリ
入門

個人向け国債とは?3種類の特徴と金利をやさしく解説

財務省が発行する個人向け国債の仕組みと、変動10年・固定5年・固定3年の違いを解説。2026年8月は固定5年が年2.06%で変動10年を上回る逆転が起きています。その理由と、この商品の正しい使いどころまで整理します。

2026.06.30 ・ フクリ
時事

元OpenAI研究員のファンドは、エヌビディアに弱気を張る──13F・137億ドルが映すAIインフラ投資

元OpenAI研究員レオポルド・アッシェンブレナーのファンドの13F開示を読み解く。電力・データセンターを買い、半導体に広くプット(弱気)を持つ精緻な戦略から、AIインフラ投資の論点をやさしく整理する。

2026.06.30 ・ フクリ
時事

日産追浜工場がドローン工場に?──アンドゥリル日本進出と、純国産サプライチェーンを支える日本企業の地図

評価額9兆円超の米防衛テック・アンドゥリルが、日産の追浜工場取得を協議中と報じられた。純国産ドローン「絆」を支える日本企業の一覧と参考株価、経済安全保障という大きな流れを整理する。

2026.06.29 ・ フクリ
入門

VOO・VTI・QQQとは?米国株ETF入門をやさしく解説

米国株投資でよく聞くVOO・VTI・QQQというETF。それぞれ何に連動していて、どんな違いがあるのかを初心者向けに整理します。SPYDやAGGなど配当・債券系ETFも紹介。

2026.06.29 ・ フクリ
入門

ドル転とは?円をドルに換えるコストと方法をやさしく解説

米国株を買うときに必要な「ドル転」。円をドルに換える方法とコスト(為替手数料)の違いを、実際のレートで金額に直して解説します。スプレッドの意味と、円貨決済との使い分けも。

2026.06.29 ・ フクリ
入門

米国株の買い方入門──口座開設から注文まで、流れをやさしく解説

日本に住みながら米国株(アメリカの株)を買う方法を、口座の選び方・ドル転・注文方法まで初心者向けにやさしく解説します。SBI・楽天・マネックスの特徴も整理。

2026.06.29 ・ フクリ
入門

ビットコイン・暗号資産とは?仕組みと、2026年に決まった税金の大きな変更まで

暗号資産とは何か、ブロックチェーンの仕組み、そして見逃せないリスクをやさしく解説。国内取引の約半分がレバレッジをかけた証拠金取引という実態(JVCEA統計)と、令和8年度税制改正で決まった「最大55%→一律20%」の分離課税まで、公的資料にもとづいて整理します。

2026.06.26 ・ フクリ
入門

決算書のやさしい読み方|初心者が見るべき3つのポイント

決算書は会社の成績表。損益計算書・貸借対照表・キャッシュフロー計算書の3本柱と、初心者がまずチェックしたい3点を解説します。「利益は5種類ある」「黒字なのに倒産する理由」まで、図といっしょにやさしく。

2026.06.26 ・ フクリ
入門

信用取引と追証とは?レバレッジの怖さを初心者向けにやさしく解説

「自己資金の何倍も取引できる」信用取引。うまくいけば利益も大きいですが、失敗すると“追証”という怖い仕組みが待っています。2024年8月の歴史的暴落で現実に何が起きたかも交え、レバレッジのしくみと初心者が知るべきリスクをやさしく解説します。

2026.06.26 ・ フクリ
入門

IPO(新規公開株)とは?仕組みと初心者が知るべき点をやさしく解説

IPOは、会社が初めて株式市場に上場すること。2025年は65社が上場し、81.5%が公開価格を上回りました。ただしその数字は「配分を受けた人」の成績です。仕組み・実際のデータ・初値で買うことの意味まで、図といっしょに解説します。

2026.06.26 ・ フクリ
入門

時価総額とは?会社の“大きさ”をはかるものさしをやさしく解説

「時価総額○兆円の企業」とニュースで聞く時価総額。これは会社全体の“値段=大きさ”を表すものさしです。計算方法、株価との違い、株式分割で時価総額が変わらない理由まで、実際の日本企業の数字と図で解説します。

2026.06.26 ・ フクリ
入門

投資詐欺の見分け方|被害額はオレオレ詐欺を超えた——5つの警告サインと、狙われる人の共通点

SNS型投資詐欺の被害額は年871.1億円(警察庁・令和6年確定値)で、特殊詐欺全体の718.8億円を上回りました。1件あたりの被害額は特殊詐欺の約4倍です。典型的な5つの警告サイン、なぜ賢い人ほど引っかかるのか、そして相談先までを、公的統計と図でやさしく解説します。

2026.06.26 ・ フクリ
入門

金(ゴールド)投資とは?“守りの資産”の役割と始め方をやさしく解説

インフレや有事のニュースのたびに話題になる「金(ゴールド)」。なぜ“守りの資産”と呼ばれるの? 純金積立・金ETF・現物の違いは? メリットと注意点、分散投資のなかでの位置づけまで、初心者の方にもわかるよう、図といっしょにやさしく解説します。

2026.06.25 ・ フクリ
入門

半導体とは?AI時代に“産業のコメ”が主役になった理由をやさしく解説

ニュースで毎日のように聞く「半導体」。でも、そもそも半導体って何? なぜAIの時代に株式市場の主役になったの? 半導体の役割や種類、つくる会社の仕組み、投資で気をつけたい点まで、初心者の方にもわかるよう、図といっしょにやさしく解説します。

2026.06.25 ・ フクリ
時事

「なぜ今、こんなに円安なの?」1ドル160円時代の理由と私たちへの影響をやさしく解説

1ドル=160円前後という、1980年代以来の歴史的な円安。ニュースで毎日見るけれど、なぜここまで円が安くなっているの? 私たちの生活やお金にどう響くの? カギは「日米の金利差」。理由と影響、そして今後どこを見ればいいかを、初心者の方にもわかるよう、できるだけ丁寧に解説します。

2026.06.24 ・ フクリ
入門

株価暴落はどうする?下落相場との付き合い方を初心者向けにやさしく解説

株価の暴落は誰でも怖いもの。でも長期で資産を育てる人にとって、下落相場は避けられない通り道です。2024年8月の暴落と回復の実データも交え、暴落が起きる理由・やってはいけないこと・慌てないための心構えをやさしく解説します。

2026.06.24 ・ フクリ
入門

証券口座の開き方・選び方|4つのものさしで比べる、はじめての一歩

投資を始めるには証券口座が必要です。ネット証券が主流の理由、口座を選ぶ4つのポイント(手数料・取扱商品・NISA対応・使いやすさ)、開設の流れ、そして口座の種類の選び方までやさしく解説。実際の3社を同じものさしで並べた比較表つき。

2026.06.24 ・ フクリ
時事

「業績は悪くないのに、なぜ?」マイクロン株急落の本当の理由

AI関連でいちばん上がった株の一つ、マイクロン(Micron/MU)。その株価が決算を目前に数日で急落しました。でも、業績が悪化したわけではありません。カギは「期待のハードル」。なぜ良い決算でも株が下がるのか、今後どこを見ればいいのかを、初心者の方にもわかるよう、できるだけ丁寧に解説します。

2026.06.24 ・ フクリ
入門

分散投資とは?「卵は一つのカゴに盛るな」をやさしく解説

投資の世界には「卵は一つのカゴに盛るな」という有名な格言があります。これは分散投資という考え方を表したもの。資産・地域・時間の3つの分散でリスクを抑えるしくみと、初心者でも手軽に分散する方法を、図といっしょにやさしく解説します。

2026.06.24 ・ フクリ
入門

なぜ“AI”が株式市場の主役になったのか──AIと投資のつながりをやさしく解説

ニュースで毎日のように聞く「AI関連株」。なぜAIがこれほど投資の世界で注目されるのか、半導体・データセンター・電力という“土台”の連鎖から、期待先行のリスクまで、専門用語ゼロでやさしく解説します。

2026.06.23 ・ フクリ
入門

ポートフォリオとは?資産配分(アセットアロケーション)の基本をやさしく解説

投資の成果の大半は「何をどんな割合で持つか」で決まる、とも言われます。ポートフォリオと資産配分(アセットアロケーション)の考え方、主な資産クラス、リスク許容度に合わせた決め方、リバランスまで、図といっしょにやさしく解説します。

2026.06.23 ・ フクリ
入門

複利とは?お金が“雪だるま式”に増えるしくみを、いちばんやさしく解説

「投資でいちばん大事なのは複利」とよく言われます。でも複利って結局なに? 単利との違い、時間が効く理由、72の法則、味方につける3つのコツまで、専門用語ゼロで図といっしょにやさしく解説します。

2026.06.23 ・ フクリ
入門

グロース株とバリュー株の違いは?初心者向けにやさしく解説

投資のニュースでよく出る「グロース株」と「バリュー株」。成長株と割安株の特徴・見分け方・値動きのクセに加え、過去10年でどちらが勝ったかを実データで検証しました。

2026.06.23 ・ フクリ
入門

「ドルコスト平均法」を世界一やさしく解説──毎月コツコツが、なぜ強いの?

積立投資の核となる「ドルコスト平均法」。毎月一定額を買うとなぜ高値づかみを避けられるのか、実際の日経平均5年で毎月1万円積み立てたらどうだったかまで、図と具体例でやさしく解説します。

2026.06.22 ・ フクリ
入門

「ETF」と「投資信託」の違いを世界一やさしく解説──どっちを選べばいいの?

似ているようで違うETFと投資信託。買い方・コスト・向き不向きを図と具体例で整理します。金融庁の最新データでは、つみたて投資枠の対象360本のうちETFはわずか9本。コストの差より効くものは何かを検証します。

2026.06.22 ・ フクリ
入門

「配当金」と「配当利回り」を世界一やさしく解説──株を持っているともらえるお金の話

株を持っていると受け取れる「配当金」。配当利回りの見方、いまの日本株の実際の水準(TOPIXの配当利回り1.91%・上場企業の配当総額20兆円超)、高利回りの落とし穴、権利確定日の実務までを、一次データと図でやさしく解説します。

2026.06.22 ・ フクリ
入門

「インフレと投資」を世界一やさしく解説──なぜ“現金だけ”だと損をするの?

物価が上がるインフレ。2026年6月の消費者物価は前年比1.6%上昇、一方でメガバンクの普通預金は0.4%。この差が現金の価値を静かに削ります。実データと図で、専門用語ゼロでやさしく解説します。

2026.06.22 ・ フクリ
入門

「株価が動く理由」を世界一やさしく解説──毎日上がったり下がったりするのはなぜ?

株価は毎日上下するけれど、いったい何で動くの? 需要と供給、業績・金利・景気・心理という4つの力を解説。さらに日経平均の実データで「1日の値動き」の実態を確かめます。

2026.06.22 ・ フクリ
入門

「PER」と「PBR」を世界一やさしく解説──株が“割安か割高か”の見方

株価が割安か割高かを測るものさし「PER」と「PBR」。意味と読み方、注意点を図と具体例で解説します。東証の実データでは、業種によってPERは8倍台から35倍台まで4倍以上の開きがあります。

2026.06.22 ・ フクリ
入門

「リスクとリターン」を世界一やさしく解説──“危険”じゃなくて“振れ幅”の話

投資の「リスク」は危険という意味ではなく“振れ幅”のこと。GPIFの公表データでは、日本株単独のリスク約19%が4資産に分散すると12.32%まで下がります。分散の効果を数字と図でやさしく解説します。

2026.06.22 ・ フクリ
入門

「債券」を世界一やさしく解説──株とどう違う? なぜ金利で動く?

投資のもう一つの柱「債券」。国や会社にお金を貸すしくみ、株との違い、金利で価格が動く理由を図と具体例で解説します。個人向け国債の金利は2024年初の0.05%から大きく変わり、いまは物価上昇率を上回る水準です。

2026.06.22 ・ フクリ
入門

「S&P500」と「全世界株」を世界一やさしく解説──どっちに投資すればいいの?

インデックス投資の代表「S&P500」と「全世界株(オルカン)」。中身の違い、実際のリターン差、コスト、そして選び方の考え方を、一次データと図でやさしく解説します。

2026.06.22 ・ フクリ
入門

新NISAを世界一やさしく解説──「税金ゼロで投資できる箱」のしくみと始め方

2024年に新しくなったNISA。「つみたて投資枠」と「成長投資枠」、生涯1,800万円の非課税枠まで、図と具体例で専門用語ゼロでやさしく整理します。

2026.06.22 ・ フクリ
入門

「円安・円高」をやさしく解説──私たちの生活と投資に、どう効くの?

ニュースで毎日聞く「円安・円高」。意味と、なぜ動くのか、生活や投資への影響までを、図と具体例でやさしく整理します。

2026.06.21 ・ フクリ
入門

「インデックス投資」を世界一やさしく解説──なぜ“ほったらかし”で資産が育つのか

投資の王道といわれる「インデックス投資」を、専門用語ゼロで解説。分散・低コスト・複利のしくみを、図と具体例でやさしく整理します。

2026.06.21 ・ フクリ
時事・入門

米国の金利が動くと、なぜ日本の私たちの資産も動くの?

「アメリカの金利が上がった・下がった」というニュースが、なぜ日本で投資する私たちに関係するのか。為替・株・債券への伝わり方を、具体例と図解で、世界一やさしく解説します。

2026.06.20 ・ フクリ