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「PER」と「PBR」を世界一やさしく解説──株が“割安か割高か”の見方

2026.06.22 ・ 執筆:フクリ
「PER」と「PBR」を世界一やさしく解説──株が“割安か割高か”の見方

「この株は割安? 割高?」を測る代表的なものさしが、PERPBRです。名前は難しそうですが、考え方はシンプル。この記事では、図といっしょにやさしく解説します。

PERってなに?──“もうけ”に対する株価の高さ

PER(株価収益率)は、会社の利益に対して、株価が何倍まで買われているかを表します。

たとえばPERが15倍なら、「いまの利益が続くと仮定して、約15年分の利益で株価のもとが取れる」というイメージ。数字が小さいほど”割安”、大きいほど”割高(=将来の成長を期待されている)“の目安になります。

💡 たとえ話:同じ家賃収入を生むアパートでも、価格が高ければ「もとを取るのに時間がかかる=割高」。PERは、株を”利益を生む資産”として見たときの「もとの取りやすさ」だと考えると分かりやすいです。

PBRってなに?──“会社の財産”に対する株価の高さ

PBR(株価純資産倍率)は、会社の純資産(財産)に対して、株価が何倍かを表します。

  • PBR 1倍 = 株価と会社の純資産がちょうど同じ
  • PBR 1倍割れ = 会社の財産より株価が安い、とも読める

ふたつのものさしを整理

使うときの注意点(ここが大事)

PER・PBRは便利ですが、それだけで「買い・売り」を決められるものではありません

  • 割安に見えても理由があることも:人気がないのは、業績の先行きが不安だから、というケースも。
  • 業種で水準が大きく違います:成長期待の高いIT企業はPERが高め、成熟した業種は低め。同じ業種どうしで比べるのが基本です。
  • 数字は過去〜現在のもの。未来の利益までは保証しません

💡 ものさしは一つでなく、複数を組み合わせて総合的に見るのが基本。なぜ株価が動くのかは株価が動く理由の記事、配当に注目した指標は配当金の記事もあわせてどうぞ。当社は特定銘柄の売買を勧めるものではなく、あくまで読み方の解説です。投資判断はご自身で。

まとめ(3行)

  • PERは「利益」、PBRは「純資産」に対して株価が何倍かを見るものさし。
  • 数字が小さいほど割安の目安。ただし安いには理由があることも
  • 業種で水準が違うので同業比較が基本。一つの指標で決めない。

数字の意味が分かると、企業ニュースの解像度が上がります。次回も、いっしょにやさしく読み解いていきましょう。

情報源・参考

  • 日本取引所グループ(JPX):jpx.co.jp
  • 金融庁「投資の基本」:fsa.go.jp
免責事項

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の投資勧誘や投資助言を行うものではありません。投資にともなう最終的な判断は、ご自身の責任で行ってください。記載内容の正確性には努めていますが、その完全性・将来の結果を保証するものではありません。

フクリ
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